1st デモCD のこと。
こんにちは!
東京初日ライブから、早くも1週間経とうとしています。
最近は本当に時の流れが早くって、
アイルランドから帰国してもうすぐ1年。
そして今年ももうあと3ヶ月半でおしまいです。
それだけ日々充実しているということでしょうか(^^)
んー、でもそろそろ1日ゆっくり休む日が欲しいです(´・ω・`)
さて、そんなこんなな毎日ですが、
遂に私とれおくんの1stデモCDが出来上がりました!
Facebookへの投稿を確認すると、9月7日の早朝に仕上がったようです(笑)
4セット入り、手作りジャケットで
500円での販売です。
ジャケットの絵やデザインはれおくんが担当。
私は文字を書きました。
このジャケットが、他のどの部分よりも力作です!
元々、自分たちの音源を作りたくなかった私たち。
まだまだちゃんとアイリッシュ音楽をできていないし、音源を残すなんてことは百年早いと思っていました。
実際、百年早いんです。
けれども日本で活動していく上で、絶対にあったほうがいいもの。
いくらアイルランドにたくさん渡って現地でいろいろやってたって、日本でそれらを理解してくれる人なんて決して多くありません。
セッションを主として活動するにしても、自分たちがどんな音楽をやっているか示すものが、どうしても必要になってきていました。
そうやってじわじわと「音源製作」の波が迫っていたのはわかっていても、アイリッシュの「ア」の字がやっとわかるかどうかの私たちは、ひょいひょいとその波を避けてきました。
そうしてひょいひょい逃げていた私たちを捕まえたのは、以前ブログにも少し書きました、あるブルースギター弾きさんでした。
「自分の演奏を聴くのは大事なことだ。逃げちゃだめだ。」
「その土臭さがいいね。土着の音楽だ。
ライブをやらなきゃダメだよ。
セッションもいいけど、その前に君たちのやり方を伝えなきゃ。
アイリッシュなんてわからない人の方が多いんだから。」
自身もブルースに関して真っ正面から向き合ってきたであろう彼の言葉に後押しされ、
今回のデモCD製作に至ったわけです。
東京のフィドルさんが小倉に遊びに来るということで、それに合わせて録音をスタートさせ、彼女にも2セット入ってもらいました。
残りの2セットはれおくんと2人だけです。
まず曲選び、セット決めから大変でした。
フィドルさんとの2セットは、以前ライブ用につくったセットで気に入っていたもので即決まり。
誰からはじまって、そのあとどうなって、という構成も、すぐ頭に浮かんできました。
残りの2セットは難しかったです(*_*)
フィドルさんの分とは別の日に録音したのですが、
やりたい曲があったけれど弾きこなせず断念したり、
うまい具合に曲を繋げられなかったり、、。
ライブをこなすのとちょっと違って、セッションは毎回その場でセットを決めることが多いので、いざCD製作!となったときは戸惑いますね(>_<)
本当にセッションの時のように弾けたら良いのですが、、、
マイクを使うことには慣れてきたんです。
けど、録音となるとダメで緊張MAXでした(*_*)
録音の仕方も一発録りで、間違ったら最初からやり直し。
ますますドキドキが止まらない。。。
ということで、私たちの緊張が伝わるとても初々しいデモCDになりました(笑)
是非とも、セッションを聴いた上で手に取って頂きたいなと思います。
最近はライブでも結構リラックスして弾けていると思うので、ライブを聴いてからのご購入でも嬉しいです。
先日の東京でのセッションでCDを買ってくださった方からコメントを頂きました。
彼はこの時のセッションを録音していて、
それを聴くと私たちがリラックスして演奏しているのがよくわかるし、私たちはセッションがホームグラウンドなんだな、と思ったのだそうです。
嬉しいコメントであり、CDから緊張が伝わると証明されたコメントでした(笑)
また、自分たちの演奏と向き合う、とても良い機会になりました。
今まで避けていたことなので、最初に録音したものを聴いたときはとても恐ろしかったです(*_*)
緊張していたとはいえ、自分たちの今のレベルを受け止めざるを得ませんでした。
しかし、前よりも少し明確に、私自身が精進すべき部分が見えた気がします。
まずはそこを克服して、それが出来た頃にまた新しい課題が見えてくるのだと思います。
目標にしたいカタチも、以前よりはっきりしました。
デモCDをつくって、今はよかったと感じています。
目指したい場所が見えているのだから
あとは日々精進していくだけです。
初々しさ満載の1stデモCD。
町田佳菜子と松岡怜央
Irish Traditional Music from Kitakyushu
4セット入り、手作りジャケット
500円です!
記念に1枚、いかがでしょうか??