曲と思い出のこと。6【Lockdown Challenge】
勝手にLockdown challenge、2週目です。
D/C#プレイヤー、Joe Derraneに挑戦!!
楽しかった!!(´ω`*)!!
今回のJoe Derraneのアコーディオンは、D/C#というキーの配列です。
私のアコーディオンは、C#/D。
同じじゃん!?って思うかもしれませんが、ちょっと違うんです。
アイリッシュで使われるボタンアコーディオンには2種類あって、ボタンが2列で並んでるものと、1列のものがあります。
2列のものを「アコーディオン」、1列のものを「メロディオン」と呼びます(ざっくりと)。
で、私のアコーディオンは、2列のうちの外側の列がキーC#の配列、内側がDの配列です。
ジョーのアコーディオンは、外側にD、内側にC#です。
ジョーはアメリカ生まれなのですが、両親がアイルランド人の移民です。
D/C#というキーは、当時のアメリカでスタンダードなチューニングだったそうです。
Dが外側にあるので、奏法としてはメロディオンに近いなと思います。(個人的に)
最初に手にしたアコーディオンは1列だったそうなので、それも影響してるかもしれないですね。
今回参考にした音源はこちら↓↓
これ、録音したのは2009年。ジョーが79歳のとき!?
これ!!79歳のじーちゃんが弾いてるんですよ!!!信じられない!!!
79歳!!!
Youtubeでは、他にもたくさんの音源が聴けるので、是非検索してみてください。
「Joe Derrane accordion」で、出てくると思います。
Frankie Gavinとブライアンと出してるCDも有名ですが、こっちの「GROVE LANE」のほうが、より”ジョーの演奏”が聴けると思います。ソロだし。
そして、私は彼の演奏や選曲が大好きです。聴くのも楽しい弾くのも楽しい!
いつかこのCDにある曲を全部弾きたいなーと思ってます(´ω`*)
さっき、この録音はジョーが79歳のときのものって書きましたが、彼は一度アイリッシュ音楽から離れているんです。1950年代後半から、ピアノアコーディオンにシフトして、別ジャンルの音楽をやってます。そのあとキーボードにシフトして、1990年には音楽家を退職。
アイリッシュ音楽界隈で全く見なくなったので、皆ジョーは死んでしまったんだと思ってたそうですよ(笑)
で、アイリッシュ音楽を再開したのは、1993年。
ジョー、63歳。
63歳!!
フランキーとのCD出したのが2002年。
私が参考にした「GROVE LANE」を出したのが2010年。これが最後のレコーディングだったと言われています。
いやもう、本当にキレッキレ。キレッキレもいいとこ。
かっこいいじーちゃんだぜ。
さぁ、次は第3週。次のチャレンジも楽しんでますよ!
では~(=゚ω゚)ノ