曲と思い出のこと。7【Lockdown challenge】
さぁ、Lockdown challenge3週目!
今回は、Sliabh LuachraのC#/Dプレイヤー、Jackie Dalyです。まじ鬼だった・・・
というわけで、こちら。(?)
ジャッキーの演奏スタイルで弾いてみたんですが・・・
本当に本当に鬼難しかったーーーーーー!!!!
1週間チャレンジなので、この出来で動画あげてますが、もう全然だめー!!笑
曲は弾けてるんだけど、”ジャッキーの演奏スタイルで”というところが十分な完成度じゃないの(ノД`)・゜・。
ジャッキーの演奏って結構シンプルに聞こえるので、「よし、次ジャッキーいってみよう。」くらいの気持ちでした。
(ほら、CCEのワークショップの時は、「ジャッキーはシンプルだし~」なんて言ってたけど、今はもう「シンプルに”聞こえる”」って。マジでシンプルに聞こえるだけだったよ)
この人は、リズムがもう尋常じゃないです。本当に。
シュリーブルークラのリズムがこうなんでしょうね、きっと。こう、要所要所で裏打ちな感じ。全体的に裏打ちなわけじゃないんだよなぁくそぅ。
そしてこやつのトリプレットやロールの入れどころ、そして弾き方!普通じゃないぜ・・・
ジャッキーのロールって独特ですね。カット+半音のトリプレットという感じ。
トリプレットの後の押し。タカタタンのタン!
いや、本当にこんなに難しいと思ってなかった。舐めてた。いや、舐めてたわけじゃないけど。ごめんなさい。
これまでロックダウンチャレンジ3人やってきましたけど、段違いで神経使ったし、毎回練習の後の疲労感半端なかったです。練習も何時間もやってて疲れるんじゃなくて、開始30分でどっと疲れが出る感じ。1時間もやれば、しばらく休憩しないとどんどん弾けなくなっていくあの感じ。本当に疲れた、この1週間。
そんなジャッキーの演奏はこちら。
スピード感はありますが(聴きながら一緒に弾いたらめちゃ速い)、先週のジョーみたいに音数が多いわけでもないし、シンプルに聞こえるんです。どうですか??
聴いてても心地いいし、リズムもしっかりしててステップ踏んじゃうんですよね。
この「リズムもしっかりしてて・・・」。
これ!
これが、ジャッキーがトッププレイヤーとして讃えられる大きな理由だと思います。
だってこんな演奏する人他にいる?いないよたぶん!
今回、ブライアンの伴奏なしで弾きましたが、ブライアンも「ジャッキーのスタイルに伴奏は合わない。ってゆうか無理くね?」的なことを言ってました。それほどのリズム。
確かに、ジャッキーってバンドで弾いてるとき以外は伴奏者いない気がします。
私はシュリーブルークラのスタイルについて全然知らないですが、このジャッキーのスタイルはかなりピュアなシュリーブルークラのリズムなんじゃないかなと思っています。(←知らないのに言うなよ)
ジャッキーより後の世代の人たちは、やっぱり他地域の奏者の演奏をより聴ける環境に変わっていって、その他地域の演奏スタイルを取り入れていって自分の演奏スタイルを作り上げていったのかな、という印象を、この1週間で思いました。
あーそれにしてもジャッキー難しかった。ジャッキーみたいに弾こうと思ったら何十年もかかってしまうぞ。何かそんな雰囲気~で弾くのも、かなりの年月必要ですね、きっと。
まじですげー。
さ、今週もがんばるぞー!