せっしょんのこと。

アイリッシュ音楽と日々のこと。Irish Accordion Player 町田佳菜子のブログ

卒業論文を読み返す。その6

卒業論文を読み返す。
再開します~(=゚ω゚)ノ

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人類学ゼミ論文集


これまでに、第二章が終わったところまで読み返していたので、今回から第三章に入りますね。

前回までは、いろいろと説明が続きました。
第三章からは、私の体験記になります。

 
第三章は、私が初めてアイルランドへ行った2009年の話と、その経緯の話です。


当時Akeboshiの大ファンだった私。
Akeboshi Youtube動画↓↓


この曲はアニメNarutoのエンディングに使われていて、そこで聴いたのが始まり。
今では時々Youtubeで流すくらいですが・・・最初のミニアルバムに入ってた曲たちは特に好きだなぁ。ギターで音探して歌ってたなぁ。懐かしい。


そして、大学の友達ひらりーが「Akeboshiってアイリッシュとかケルト音楽の影響受けとるらしいよー」と教えてくれたんです。ひらりー元気かなぁ(・ω・)

ひらりーはLunasaのCD持ってて、これアイリッシュのバンドだよって貸してくれました。そしてそれを「ふむふむ('Д')」と聴く私。
後にバイトさせてもらうことになるアイリッシュパブBooties...も、ひらりーと一緒に行ってみたり。懐かしいなぁ。絶対ひとりでは入れなかったなぁ(´ー`)

Booで出会ったティンホイッスルのあの人、もうしばらく会ってないけれど、どうしてるかなぁ。今度日本に帰って小倉に行った時は、どうにか会えたらいいな。連絡先わからないけど。。。


そしてそして、Akeboshiのアルバムのひとつ、「Roundabout」の初回購入特典だった(たぶん)ドキュメンタリーDVDが決め手になって、アイルランドに行くことを決めたのだけど、このアルバム、行方不明なんです。
アントニーにDVD見せたのは覚えてて、そのまま置き去りにしちゃったか?それとも他の誰かに貸して、そのまま???あーもう本当に残念。どこ行っちゃったんだろう。


2009年4月に語学留学生としてアイルランドへ渡ったのだけど、最初の頃は本当に、そのDVDに出てきた場所を訪れることばかりを考えてました。
ゴールウェイでレコーディングしてたパブはどこだろう?、キルフェノーラとドゥーリンという村に行ってみよう、このミュージシャンの顔を覚えとこう、どこかで会えるかな?とか。そんなことを思ってました。

話は前後するけれど、アントニーにDVDを見せたときに、「あ、ここエニスだ」(Ennisというテロップは出てなくて、あたかもゴールウェイの街角のように編集されていたと思う)とか「あ、ダーモットじゃん」「あ、デクランじゃん」とか、新たな情報を得られたな。


ドゥーリンからキルフェノーラまで歩いて行ったのもいい思い出。
たぶん3時間以上歩いたな。
途中で何台か車が止まってくれたのだけど、あの頃はヒッチハイクとか知らない人の車に乗るのが怖くて、全部断ったなー。数年後にはヒッチハイクアイルランドを旅するまでになったのは、こうして振り返るとびっくりですね(笑)

キルフェノーラの宿では、宿帳みたいなものにAkeboshiの名前を見つけて大興奮。
記念写真を撮りましたとさ。



あ、もう本当に話がごちゃごちゃになってしまうけど・・・

私もアイリッシュ音楽への最初の入り口は、ルナサだったし、ティンホイッスルだったし、楽譜だったんですよね。その後すぐにアイルランドに渡って、セッションというものを知って、ルナサは聴かなくなって、楽譜も使わなくなっていった。

もし、アイルランドへ行くのがもっと後だったり、アイルランドへ行こうと思わなかったり、アイルランドでのアイリッシュ音楽の在り方に興味を持ったりしなかったら、今とは全然違う生活を送っていたのだろうなと思います。
アイリッシュ音楽をやっていなかったかもしれないし(笛苦手だし笑)、興味があるのはあくまでAkeboshiの楽曲”だけ”だったかもしれないし、日本のアイリッシュ音楽がアイリッシュ音楽なんだと信じていたかもしれないし、ルナサみたいなバンド音楽がアイリッシュ音楽なんだと思って疑わなかったかもしれないし、とにかく今とは違う視点でアイリッシュ音楽を見てたんだろうなと思います。当たり前か。


この辺のことはずーっとモヤモヤと考えていて、でも最近すっきりと腑に落ちる考え方ができました。それも書けたらいいかなと思ったりしています。

補足!
ルナサはアイリッシュ音楽じゃない!とか、日本のアイリッシュ音楽は違う!とか言いたいのではありません。違う視点、違う方向性、それはそれでいいんじゃない?という感じに考えれるようになったということです。



あぁ。
全然進んでないけれど、今回はここまで!

次は第三章3-2「アイルランド伝統音楽との出合い」から。

では~(=゚ω゚)ノ