さて、第4回目になる今回。
先に動画をYoutubeで公開してFacebookに投稿したので、そちらを見てくれた方もいるかもしれません。ありがとうございます!
Youtubeの概要欄にも書いているのですが、この2曲は、アイルランド東海岸のWexford(ウェックスフォード)出身のアコーディオン奏者George Rossの曲です。
ジョージが作曲したのかどうかは定かではないですが・・・
私が最初にこのセットを聴いたのは、2009年。
ゴールウェイに語学学生として滞在していたときです。
当時は毎週水曜日に、Western Hotelというホテルのレストランバーの奥で、セットダンスの練習会が開かれていました。
その練習会の伴奏は、Monroe'sでもセットダンスの伴奏をしていたPeter Parson(メロディオン)とAnthony McGrath(ギター)がやってました。
私はアントニーにギターを教えてもらう一環で、ウエスタンホテルにもモンローズにも通うようになったんですね。
ピーターがお休みの時に、よく代打で来てたのが、我らがバリー!笑
(我ら?(´゚д゚`))
ちょっと前置き長かったですが、
そのウエスタンホテルのセットダンスで、バリーが弾いた中に、このホーンパイプのセットがありました。
そして、このセットを聴いたのはその1回こっきり。
そのあとセッションでもセットダンスでも、この曲たちを聴くことはありませんでした。
2017年までは!
2010年に帰国して、福岡でセッションをやらせてもらうようになってから、このセットはよく出してました。
曲の入りが、リールのSt. Anne'sに似てるので(というか同じ笑)、「St. Anne'sもどき」なんて呼んでいた時期もあったかも。懐かしい(・ω・)
それから、日本でもアイルランドでも弾く人がいないので、活躍の機会に恵まれなかったこのセット・・・
2017年のある日(もしかしたら2018年だったかも)、ラジオをつけてたら、この曲が流れてきたではありませんか!
ええええええ!
と思ってよく聞いてみると、2017年のフラーで開催された「Finbarr Dwyer Concert」でのColm Gannonの演奏とのこと。
ちなみにこのコンサート、2014年に亡くなったフィンバー・ドワイヤーという偉大なアコーディオン奏者/作曲者の記念コンサートでした。
コンサートでは、25人を超えるアコーディオン奏者がそれぞれフィンバーの曲等を演奏しました。
そしてブライアンは、そのほとんどの伴奏をしましたとさ。(本当は数人の伴奏をするだけのはずだった・・・(´Д`))
そのときのコルムの演奏は、Facebookで見れるはずです。
Colm Gannon - Here is a clip with the great Brian Mc... | Facebook
そしてこのコルムの動画を探してるときに、Brendan Browneが弾いてる動画をシェアしていたことも発覚(笑)
Bosca Ceoil na Seachtaine - Brendan Browne | An Mhumhain | Molscéal
けど、これも2018年の投稿。
やっぱり2009年に初めて聴いてから2017年までの約8年間、私はこの曲たちと再会することがなかったみたいです。
コルムによると、この曲はジョージ・ロスの曲とのこと。
こちら、5分42秒辺りからです。↓↓
(音質良くないので注意)
もう少し情報を得られないかと調べてみたんですが、ジョージが作曲したのかどうかもわからず・・・詳しいことは全くわかりませんでした。
でも1つだけ。
Buttons and Bowsが録音していたことがわかりました。
私が覚えていたのはこのバージョンに近いです。
バリーはJackie Dalyが好きなので、このバージョンを弾いていたのは納得。
どういう経緯かはわからないけれど、ジョージの演奏がだいぶジャッキー化(というか、Buttons and Bows化)されて、それにバリーの要素が加わったのを、私が弾けるレベルまで落として弾いていた、という感じ?(´ー`)
このバージョンで覚えていたので、コルムの演奏やジョージの動画を聴いたときは、「ずしっとして重いな」という印象を受けました。
どちらもいいのだけれど、今の私の好みはジョージかな。( *´艸`)
今回の動画では、ジョージの音源を踏まえて、今までの弾き方を修正して弾いてみました。
上に挙げた動画(音源)を聴いてもらってから、また私たちの動画を見てもらえたら、「あー、この辺こっちか」「あっちか」みたいなのがわかるかもしれません(笑)
そして、今回初めてと言っても過言ではないのですが、曲の歴史についてちゃんと調べ(ようとし)ました。
これまでは、誰がこの曲を作ったとか、誰の演奏で有名になったとか、どの辺りで弾かれるかとか、誰のバージョンかとか、あんまり興味が湧かなくて調べることもなかったです。何事も、興味がないときにやってもしょうがないと思ってるので、こういった曲の歴史とかも「興味が湧いたときに~」と思っていました。
そしてついに(?)この曲がきっかけで、そういうことに興味が!湧きはじめました!
わー(*´▽`*)パチパチ
近くにはアイリッシュ音楽モンスターがいるし(でもちょっと聞いただけでめっちゃ情報が返ってくるので私がフリーズすることもしばしば)、そういう情報も記録として残していけたら面白いかもな~と思っています。
ちゃんちゃん。
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