せっしょんのこと。

アイリッシュ音楽と日々のこと。Irish Accordion Player 町田佳菜子のブログ

卒業論文を読み返す。その7

その7!(=゚ω゚)ノ

 さぁ、語学学生としての生活が始まりました!(音楽関係ない!)

私、当時は英語が全然話せなかったんですよ。
小学校からアルファベットの学習が始まって、中学・高校・大学と英語を学んできたんですが、何せ「海外に興味もないし、ずっと日本で生活するのに何で英語なんかやらないかんのん( ゚Д゚)」と思っていたので、高校1年までは英語の成績はとっても悪かったです。
英語だけでなく、主要5教科の国語以外は全然ダメでしたね。体育、音楽、美術は成績良かった!

中学の英語の小テストで(括弧に入る単語を書きなさいみたいなやつ100問)、再々々々々追試くらいやったのはいい思い出です。どんどん周りの追試仲間がいなくなっていくんですよ(笑)最後のひとりになる勢いでした(笑)

高校3年では、英語担当の先生も、彼女の授業も好きだったので、成績上がりました。この英語のクラスは「基礎英語」みたいな感じで、他にも2つ英語のクラスがありました。英語の先生3人いたけど、基礎の成績が上がったおかげか、あとの2つもじわじわわかるようになってきた感じでした。

しかし!大学の英語の先生にはしっくりこなくて、休学する直前の大学2年では先生が取り上げるトピックが”政治”とか”社会”とかで本当に興味持てないしわからないしやる気でないしで行くの止めました(笑)毎年先生変わるし、留学終わってから取り直せばいいやと思って。

なので、アイルランドに着いてしばらくは本当に英語しゃべれなくて引きこもりでしたね。訛りもあるし、頑張ってしゃべってわかってもらえなかったら恥ずかしい、とか思ってました。

・・・私の英語の話は別にどうでもいいですよね(゚д゚)!


語学学校って、通う期間も自分次第だし、いつから通い始めるとかも自由なので、極端に言えば、毎週新しい人が来て、毎週誰かが去っていく、みたいな感じです。なので、私が通い始めた最初の週末で早速お別れ会(・ω・)あなたのこと全然知らないけど4日間ありがとう!って感じです。
そんな感じだったので、セッションが始まったらもうそっち行っちゃいますよね(笑)

その時アコーディオン弾いてたのが、論文にも書いてあるように、アンダース。奥さんが日本人なので、知ってる人も多いはず。そしてフィドルのダーシーちゃんとバンジョーのヨナス。
この時には「セッション」という言葉を知らなかったので、アンダースには「I really enjoyed your music! when is your next concert?」とかって聞いた気がする。たどたどしい英語で必死(笑)日本からアイルランドに来て、しかもこんな風にミュージシャンに話しかけるのは、おそらく日本で既にアイリッシュやってて、セッションが何だとか知ってて、多少は英語でコミュニケーション取れる人がほとんどなんじゃないだろうかな?
私もセッションを聴いて、ここまで衝撃を受けて火がつくとは全く思ってなかったです。「へぇー、これがAkeboshiが影響受けた音楽かぁ('ω')」くらいかと思うよね、本当。

この時のミュージシャンが、アンダース達ではなくて違う人たちだったら、どう思っていたんでしょう。金曜だったから、アンダースはバリーの代わりだった可能性があるんですよね。もし最初に出会ったのがバリバリバリーだったら・・・!私はどうなっていたことか。もし最初に行ったのが初心者セッションみたいなやつだったら?ここまでの衝撃を受けていただろうか?


クラスメイトさん、ありがとう!
お別れ会にTig Coiliを選んでくれた学校の人、ありがとう!
アンダース、ダーシーちゃん、ヨナス、ありがとう!


それから、私のパブ通いが始まったんですね~。

卒論読んでみると、どうやらアンダースもヨナスも「Tig CoiliやTaaffesでは毎日誰かが演奏してる」とは教えてくれなかったのかな?と思えますね(笑)教えてくれたけど、私が覚えてないのかな(;´∀`)「あなたの次の演奏はいつ?」という聞き方をしたからかな?


ダーシーちゃんに初めて声を掛けた時のことはよく覚えていて(というか若干トラウマ?笑)、頑張って声を掛けたその返事が・・・

「( ゚Д゚)ハァ?」

だったんです(T_T)笑

怯んだ~

こんな第一声だったですが、ダーシーちゃんはとってもかわいくてフィドルも上手でいい人です!
彼女はアメリカに住んでいるのでなかなか会えないですが、またアイルランドに来たときは会いたいなぁといつも思ってます。


サシャは、私は”アメリカと日本のハーフ”と聞いてたんですが、他の人からは”アメリカと中国のハーフ”と言われました。どっちでもいいんですけどね(・ω・)一応ここで訂正?しておきます。とっても親切にしてくれて、いい人だったんですが、確かに少し変わった子だったようにも思います。


テリーグラスのセッションには、もう何年も行ってないですね・・・妊娠してから行ってないから、もう5年くらいになるのだろうか。
最後に行ったのは、2016年のバスキング旅の時かな。あの時にはもうダーモットはいなくて、Facebookで繋がってるだけ。イギリスにいるようなんだけれど、アイルランドに戻ってきたりするのかな?また会えたらいいなぁ。
蛇足なのだけど、ダーモットの奥さんはミクロネシアの人で、とっても料理が上手でした!ロスクレアではレストランも経営していて、そこの料理もおいしかった!また食べたいー!!!

最初の頃こそダーモットの家に泊めてもらっていたけど、数回目からはテリーグラスのB&Bに泊まるようになりました。
このB&Bのおばちゃんもめっちゃいい人で、何回もお世話になって。絶対また挨拶に行きたいです。
テリーグラスのセッションにいたギター弾きのボブは、私がB&Bに泊まっているのを知って、「お金かかるだろう?うちに泊まってもいいんだよっていうか泊まれよ!」と言うので、2回くらいはお世話になったかも。ボブはテリーグラスに住んでるんです。奥さんもいます。危なくないです(笑)


なんかいろんな出会いがありますけど、同じ場所に1カ月は滞在しないと、こんなにいろんな人に出会えないかもしれないですね。


さぁ、このあとはバリーとの出会いみたいですね。
この回はここで閉じます~(=゚ω゚)ノ