せっしょんのこと。

アイリッシュ音楽と日々のこと。Irish Accordion Player 町田佳菜子のブログ

第2子出産!のこと。‐出産編‐

お久しぶりです、こんにちは!

Facebookでは報告しましたが、1カ月ほど前に第2子が誕生しました(^^)/


2021年8月11日、我が家に新たな女の子が生まれました!
モナ(Mōna/萌菜)といいます。
3700gの大きめの赤ちゃんでしたが、お産はとてもスムーズ。
前回は病院に着いて23分で出産だったけれど、今回もそれに負けず劣らず(笑)、分娩室に入ってから30分くらいで出てきてくれたんじゃないかと思います。といっても、今回は病院に行ってから陣痛が始まったパターンで、分娩室に入った正確な時間がわかりません(´ー`)

モナの発音は、厳密に言うと「モーナ」もしくは「モォナ」と、ちょっとだけ「モ」を伸ばします。アイルランド語の綴りでは、「О(オー)」の上にちょん(ファダ)があるんですが、長母音を示します。
今回も、”アイルランドの名前で、日本語でも違和感のないもの”ということで名前を決めたんですが、それがもう大変でした!また別記事で詳しく書いても面白いかなと思ってます(=゚ω゚)ノ


そして、今回の妊娠では、つわりが前回と全然違ってました。これも別記事を書くとして、ここでは簡単に。前回そんなに酷くなくて、食べづわりな感じだったので、今回もそんな感じかなーなんてぼんやり思っていたら・・・( ゚Д゚)
3キロ痩せましたというかやつれました( ゚Д゚)
きっと3キロなんてかわいい方なんでしょうけどね。。。辛かった!

お腹の出方も全然違ってて、まさに

お腹だけドーン!!

という感じ(笑)
おっきな風船くっつきましたみないな感じ(´▽`)

そんなつわりとお腹だった上に、名前も男の子の場合しか決まらなかったし、前回は便秘だったのに今回は毎日規則正しくなったし、妊娠後期では辛い物を食べたくなったり。これは今回男の子だろうと思ってたんです。21週のエコーではおそらく女の子と言われたけれど!(アイルランドではそれ以降エコーがないので、生まれてくるまでわからない)


生まれてきたのは女の子だったわけですが、それがもう娘①が赤ちゃんの頃と激似!!
違うところと言えば、頭の長さ(面長か丸顔か)と髪質くらい(゜-゜)
娘①は、お父さんの顔の形とお母さんの髪質。
娘②は、お母さんの顔の形とお父さんの髪質。
といった感じ。

娘①とは、「こんなにかわいい子が2人もいて、お母さんどうしよう~( *´艸`)」なんて話していますが、どんな子に育つんでしょうね。成長が楽しみです!



さて、出産編と謳っているので、ここからは出産の時の話を書きます(^^)/

前回は「陣痛→破水2回(バシャっと出て止まる×2)→出血→病院へ→出産」という流れでした。計6時間ほど。予定日前日の朝の出産でした。

今回は、つわり・お腹の出方同様、全然違ったよ~(=゚ω゚)ノ


今回、お腹がすごく出てるし、臨月入る前に前駆陣痛があったので、予定日よりも早く生まれるんじゃないかと思っていました。けど、予定日になっても生まれる気配は無く予想が尽く外れる今回の妊娠出産(笑)

あれー?生まれないなぁ。結構過ぎるんかなぁ。とか思っていたら。
翌日早朝、3時半頃にパッと目が覚めて、破水!

ということで、今回は破水から始まりました。
ネットでは「バンッ!と弾けるような音がして」とか読みましたが、私の場合は音も無く、さーーーっと静かに流れ出てきました。
あららららーーと思って、近くにあったタオルで押さえつつ、用意してあった生理用ナプキン(多い日・夜用)を取ってトイレへ。
前回は、バシャーっと出てピタッと止まったんですが、今回はなかなかピタッとは止まらず。あー、これが普通の破水なのかな。なんて思いました(゜-゜)

ブライアンも起きて、大丈夫?と声を掛けてくれたので、破水したわと。
陣痛は来てなかったので、とりあえず病院に電話してみました。
「痛みが無く、出血も無いなら、焦らなくていいから病院に来てねー。お茶飲んで落ち着いてからでもいいよ」と言われました。いつでもどこでも、まずはカップ・オブ・ティー(笑)

娘①はコロナの為に産科病棟に入ることができず、また、コロナに関わらず分娩室には入れません。出産時に娘①の面倒を見てもらえるよう、ブライアンの娘(娘多いな(笑))と私の友人Mさんに声を掛けてはいたのですが、何せ時間が早すぎる・・・。
経産婦で、前回のお産もわりかし短時間だったこともあり、陣痛が来たらすぐに病院に行こうと話していたけれど、娘①への負担ができるだけかからないよう、そしてブライアンの娘に連絡を入れれる時間になるまでは、できるだけ家で待ちたいねということで意見が一致。私は夜用ナプキン+バスタオルを敷いてソファに横になり、ブライアンは娘①のお出かけバッグを用意。お茶もしっかり飲みました(笑)

でも結局、私が「もし今陣痛が来てあっという間に身体が出産態勢に入ってしまったら怖い!」(前回は車で出産しててもおかしくなかった)と思って、午前5時を回ったところで娘①を起こして病院へ。6時前には病院に着きました。バスタオルを股に挟んで歩くのがちょっと恥ずかしくて笑えた( *´艸`)
ブライアンと娘①は帰宅。

結局陣痛は来なくて、一応尿検査をして(尿じゃなくて羊水が出て、助産師さんに「完全に破水してるね~」と言われる)、赤ちゃんの心拍確認、私の血圧検査などして、産科病棟で待機することに。

助産師さんには、「陣痛来るように、バランスボール使ったり歩いたりしていいからね」と言われたのですが、ブライアンに出産に立ち会ってほしかったので、まだ陣痛来ないでよーと思いながら、ベッドで安静にしていました。
それから、コロナの検査もしました。産科病棟に入院する人は、みんな受けなければいけないとのこと。検査結果は出産後に届きましたが(^^; 陰性でした。

破水から3時間、午前6時半頃から痛みが出始めました。まだまだ弱くて本陣痛ではなく、前駆陣痛な感じ。ブライアンとも連絡取りつつ、実家の両親にも連絡しつつ、まだ本陣痛にならないでよーと思いながら、運ばれてきた朝食を食べました(笑)
コーンフレークとトースト、そしてティー・オア・コーヒー。なぜカフェイン推しなんだろうかね。聞けば、オレンジジュースとか白湯とか出してくれるけど(゜-゜)

8時を過ぎてもブライアン娘からは連絡がなく(前夜はパーティだったらしい)、まだ早かったけれどMさんに連絡。有難いことに、「娘①ちゃんの受け入れ態勢はバッチリよ!(意訳)」と言ってくれました(ノД`)・゜・。
そして、お医者さんが来て、「24時間以内に自然に陣痛来なかったら、陣痛促進剤使うか考えましょう。でも経産婦で前も自然分娩だったし、そのうち陣痛くるわね~」と言って去っていきました・・・(´・ω・`)
ブライアンに伝えると、「それってまだ生まれそうにないってこと?」と。私も「わからぬ!生まれる時は生まれるってことやない?たぶんお医者さんたちも正確にはわからんのよー」って返しました。生まれるタイミングって本当に赤ちゃん次第(; ・`д・´)

10時に娘①を預けて、ブライアンがこちらに向かうとのこと。
私は陣痛が強くなってきて、時間を計ると3~4分毎に痛みが来ている。ナースコールで助産師さんを呼んでその旨伝えると、「で?」という反応!!!えー!!!

そろそろ分娩室に行ける(行きたい)と思っていた私はもう頭の中であわあわしつつ、「あ、陣痛の間隔短くなってきたから伝えておこうと思って」と言って冷静を装いました( ゚Д゚)
「もう少し間隔短くなったら教えてね。1~2分くらいになったら!じゃ!」と言われて唖然としましたね。そんなになったらもう生まれる直前じゃね!?ってね。

10時45分にブライアンに電話した記録があるんですが、その頃にはもう痛くっていきみたくて、でもいきんだら出てきそうなので我慢して・・・(笑)助産師さんに「パートナーに電話していい?」って聞いた記憶があります。
そしてブライアン到着。
私が陣痛と戦っている様子を見て、助産師さんが「痛いのね~!(子宮口)チェックするから~」と言って来てくれました。

「子宮口8cm!分娩ー!」

やっとー!!!!

それからすぐ分娩室に行けるのかと思いきや(ベッドごと移動とかさ)、特に何も言われず(笑)私が「歩いて行かないといけないの??」(陣痛に加えて出血もあり)と聞いたら、「車いす持ってくるからね~ちょっと待っててね~」と言われ。もう、痛いので数分のことでも数十分に感じますよね(´Д⊂ヽ

車いすの準備ができて、さぁ分娩室へ!おぉ痛いよ痛いよ~

前回は仰向けの状態で出産だったのですが、今回はベッドの背もたれが起こされていて、私は後ろを向いて膝立ちで、背もたれに寄り掛かるような姿勢になるよう言われました。この姿勢で出産なのか!新鮮!

私は後ろ向きなので、壁と、横を向けばブライアンしか見えなかったんですけど、どうやら助産師さんは1人だけだったっぽいです。途中でマスクを取ってくれたり、ガス(酸素と思う)使っていいよと差し出してくれた人がいたんですが、その助産師さんだったのか、他の人だったのかはわかりません。
なのにどうして1人だけだったと思うのかというと・・・
私がいきむたびに、「いいねー!」とか「頑張ってー!」みたいな声かけをしてくれてたんですが、1回か2回か赤ちゃんの心拍を確認した以外は全然身体を触られず、声かけもいきんだ時だけで、前回みたいなアドバイス(いきんでー!とか深呼吸ー!とかそういうの)もなかったんです。後でブライアンから聞いたんですが、その助産師さんは私が出産に挑んでいる間、書類か何かをずーっと書いていて(たぶんカルテに記録してたんでしょうね)、私がいきんだ時にちらっと様子を見て「いいよー!」とか一言声かけしてたらしいです(笑)なにそれ(笑)もうちょっとさ、付きっきりみたいになってよー!!!笑

赤ちゃんの頭が出てからは、さすがにもう1人くらい助産師さんが来てて、受け取り態勢に入ってたと思うけれど。
それでもなんかさー(´Д`)「あ、この人大丈夫そう。ひとりで産んでくれるわ~」みたいに思われたんかなと思ってしまうよ(´Д`)経産婦の対応ってこんなもんなんですかね??
ブライアンがいてくれたからよかったけれど、もしコロナで立ち合い不可だったら、かなり孤独だったと思います・・・


そんなこんなで生まれてきた萌菜さん。
3700gの大きめベビーでしたが、会陰切開することもなく、するりと出てきてくれました。陣痛で痛かったのも、考えてみれば1時間半くらいだったんですよね。安産で生まれてくれて有難いです。そして、よく飲みよく寝てくれる子で、この1ヵ月助かっています。これからもおりこうさんでいてくれー(´▽`)

娘①も、朝早くに起こされて、まだ暗い中怖いと泣きつつも一緒に病院まで来てくれて、Mさん宅でも元気に遊んでくれて、家に戻ってからもブライアンの娘とお留守番してくれて(ブライアンはギグがあった)、本当にありがとう。ほんの1日半離れていただけなのに、翌日会ったら娘①が大きく見えること!びっくり!

あれ?こんなに大きかったっけ?こんなに重かったっけ?
あれ?手ってこんなに大きかったっけ?あれ?

娘①の成長にも気づかされた日でした。


今回も、たくさんの人に支えられて出産することができました。
皆さんありがとう!


最後に。
2人目を授かったのは、本当に夢のようなことでした。
4,5年前の状況からは、とても想像できなくて、あの頃に私の話を聞いてくれた友人たち、また、当時のツイートを見ていた人たちにとっても、この報告にはびっくりだったかもしれません。
実は、「2人目を・・・」と言い出したのはブライアンの方でした。
私の実感としては、2年くらい前から、パートナーとして、また家族として、いい方向に進んできたのではないかと思います。それでも、もうひとり子どもをとは言えなかったけれど・・・。なので、そんな話をされた日は、びっくりして涙が出ました。
これからは、家族4人、さらにいい方向を向いて生きていけたらいいなと思います。
愚痴を言うこともあると思いますが、あたたかく見守って頂けると嬉しいです。


では(=゚ω゚)ノ